ブラケット矯正を行う場合は、食事、歯磨き、タバコの3点には特に注意が必要です。
食事では主に、硬い食べ物はできるだけ避けること、口に入れる食べ物の大きさは小さくすること、装着前の2倍以上の時間をつかって噛むことを心がけます。
理由はどれもブラケットが外れたり、損傷したりする可能性があるためです。
歯磨きはブラケットの装着によって磨きにくくなっていますが、歯間ブラシやタフトブラシを上手に使えば、ブラケットの周りや歯間、歯と歯茎の間などといった磨きにくい場所も綺麗にすることができます。
また、矯正治療を受けている人の中にはタバコを吸う人が少なくありませんが、喫煙は一度治療をはじめてしまったら完了するまでは避けましょう。
これは歯に汚れがつき、場合によっては装置を装着していた部分とそれ以外の部分で色に差がつくことがあること、口臭がひどくなりやすくなること、虫歯や歯周病にかかりやすくなることが主な理由です。